➀ 無理に強くなろうとしない
内向的であることに対して人から
「もっと積極的になれ」
などと言われたことがあるかもしれません。
自分でもそう思ったり、そういう人間になりたいと
憧れを持ったりしたことがあるかもしれません。
次へ
しかし、
苦手なことにあえて挑み続けるのは
たとえ克服することが目的だとしても、
やがてストレスが上回ります。
無理に強い自分になる必要はありません。
必要なのはありのままの自分を
受け入れることです。
次へ
戻る
自分がHSPだということを意識して
何をするのが難しくて、
何をすると限界が来るのかと、
もっと自分を
理解することができれば
今まで感じてきた恐怖心や疲弊してしまうような行動も
大きく変えることができます。
次へ
戻る
➁ すべてが自分の責任ではない
罪悪感を感じたときHSPは
責任がすべて自分にあると思い込みがちです。
たとえ自分にはどうしようもないことでも
誰かが傷ついているなら、
それさえ自分が悪いと感じるかもしれません。
しかし、
それは行き過ぎた罪悪感です。
次へ
戻る
ほとんどの場合、責任は0か100ではなく
様々な原因に対して、
「何割くらい責任があるか」
です。
この結果からもHSPは
自分の責任の割合が大きくなりがちですが、
それでも
すべてが自分のせいではないと気づけるはずです。
次へ
戻る
もし罪悪感を捨てることが怖いと感じるなら
すべてを捨てる必要はありません。
罪悪感は怒りや悲しみの表れです。
罪悪感を抱きながら
生きるということも、
人にとっては重要なことです。
次へ
戻る
➂ 高い基準を下げる
HSPには自分の作ったルール
あるいは他人から強く縛られてきたことがあります。
「皆から好かれるべきだ」
「相手の気持ちを尊重する」
「弱い自分を見せてはいけない」
それはもう無意識の中に
刷り込まれたものになっているかもしれません。
次へ
戻る
ルールを守ることで
不安を隠そうとしているのかもしれませんが
HSPの自らに課す基準は高すぎるため、
ほとんどの場合、自身への大きな負担となっています。
あらゆるルールを守る必要はありません。
優秀な自分でいようとする必要もありません。
がんばりすぎなくても
人は愛されます。
次へ
戻る
少しずつでかまいません。
自分に課した基準を
下げていきましょう。
完璧にこなさなくても大丈夫だ
という経験ができれば
もっと肩の力を抜いた生き方ができるはずです。
次へ
戻る
➃ 情報をシャットアウトする
HSPは
見るもの、感じるものから
敏感でない人以上に多くの情報を受け取ります。
刺激が多すぎるこの世界では
疲れを感じる前に対策をとることが大切です。
まずは目を閉じましょう。
次へ
戻る
視覚からの情報がもっとも多いためそれだけのことで
ほとんどの情報をシャットアウトすることができます。
次に多い音。
混雑した飲食店や騒音のある場所は避けるべきですが、
できないときは耳栓やヘッドホンで遮断します。
ヘッドホンを使用する際に音楽を流すのもよいですが、
その音楽の刺激自体で
疲れることがあることを覚えておいてください。
次へ
戻る
ニュースなどの知的情報にも
気を付ける必要があります。
悲惨な事件を知ってしまったとき、
高い共感力が原因で何日も
ぐったりすることがあるでしょう。
五感から得る情報で
どれだけの負担がかかっているかを
HSP自身でも気づかないことが多々あるのです。
次へ
戻る
➄ 何もしない時間を作る
すでに過度な刺激を受けいるとき、
あるいはこれから過度の刺激を受けるとき、
何もせず、
何も考えない時間を作りましょう。
「無心」になることでいろいろな情報や考えを
整理することができます。
次へ
戻る
仕事をしたり、
テレビやスマホを見たり、
普段からボーッとすることが
あまりないという人もいるでしょう。
何もしない自分に嫌悪感さえ
感じる人もいるかもしれません。
次へ
戻る
しかし、
何も考えていない時間は、
何かを考えている時間のときくらい
脳は活発に活動しているのです。
内面が一新されれば
受けた情報は選別され、ストレスは軽減し、
洗練された自分になっていることを
実感できるでしょう。
次へ
戻る
➅ 自己愛を持つ
自分は弱い人間であり、
周囲と溶け込むことも難しく、
欠陥がある。
自分がHSPだと知らない多くの人は
良くない思い込みをして自分を卑下します。
たとえ自分がHSPだと知っても
長年の考え方はなかなか変わるものではありません。
次へ
戻る
もし家族や恋人が
同じように悩んでいたら、
その人にかける言葉を考えてみてください。
自分に対して思うようなネガティブなことは
絶対に口にしないでしょう。
大切な人に思うような言葉を自分にもかけてください。
手紙でもかまいません。
次へ
戻る
どんなことを本当は言って欲しかったのか、
どんなことを本当は望んでいたのか、
きっと気づくはずです。
自分自身に愛情を注ぐのは決して
恥ずかしいことではありません。
自己愛に満たされれば、
今までの自分を認めた新たな自分と共に
これからを歩んでいくことができます。
次へ
戻る
➆ 敏感という贈り物を楽しむ
HSPの優れた能力を
自分を楽しませることに向けることも大切です。
日なたぼっこや雨の音、山の香りを味わい
繊細な五感を喜ばせたり、
詩や日記、絵を描いて豊かな想像力を表現したり、
好きな音楽を聴いたり、動画を見ながら踊ったりして
高い感受性にエネルギーを注いだり
次へ
戻る
心地よいと感じることをすることで
受けすぎた刺激を心と体から解放しくれます。
自分にできないことなどの制約に目が行きがちですが、
長所や可能性もたくさんあることに気づいてください。
敏感という贈り物を楽しみ、
敏感であることを最大限に生かせば、
たくさんの喜びを感じられる
あなたらしい生き方ができます。
トップへ (診断テスト)
戻る